ケープ・フェアウェル代表・デヴィッド・バックランド氏参加!
環境問題についてアートはどのようなかかわりを持つことができるのでしょうか?アートは私たちの身のまわりに起こる社会状況を映し出し、その社会に対して常に問いかけを行ってきました。戦争や人種問題、ポストコロニアル問題などと同時に、環境問題は私たちにとって身近で重要な問題です。
トーキョーワンダーサイトでは「協働スタジオプログラム」というプログラムでアートと社会のかかわりの問題をシリーズでとりあげるワークショップ+リサーチを毎年行っています。今年は、ヨーロッパで先駆的な芸術教育を行うロンドン芸術大学と連携してワークショップを行い、その一環として、公開フォーラムを開催します。
デヴィッド・バックランド氏とロンドン芸術大学の教授陣が、環境をめぐる活動や、環境問題に対するクリエイティブなアプローチを紹介し、参加者全員でアートから環境へのかかわり方の可能性について話し合います。
なお本企画は国連大学の協力をいただき、国連大学の環境への取り組みも同時に紹介することを目的として、国連大学ウ・タント国際会議場で行われます。
概要:
期間:2008年7月11日(金)18:00-21:00(開場:17:30)
会場:国際連合大学ウ・タント国際会議場(渋谷区神宮前5-53-70)
入場料:無料(同時通訳つき)
スピーカー:
*デヴィッド・バックランド/ケープ・フェアウェル代表
ケープ・フェアウェル創始者。デザイナー、映画館等、写真家として活躍。2001年より地球温暖化による気候変動への認識を高めるため、アーティスト、科学者、教育者を呼び集めて、北極圏への航海を行うプロジェクトを開始。
*クリス・ウェンライト/ロンドン芸術大学キャンバーウェル、チェルシー、ウィンブルドンカレッジ学長
写真とビデオによる作品を展開するアーティスト。ロンドン芸術大学の3つのカレッジの学長や全ヨーロッパの美術大学の組織代表も務め、クリエイティブな教育を推進している。
*キース・バードン/ロンドン芸術大学リサーチアンドエンタープライズ総長
環境マネジメント、環境システム、サステナビリティに関する研究を行う。近年では、クリエイティブ経済の現出、とりわけクリエイティブ産業の支援における高等教育の役割についての研究に従事している。
ゲストスピーカー:タン・チュン・ニー/地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
ファシリテーター:今村有策/トーキョーワンダーサイト館長、東京都参与
主催:財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト
共催:国際連合大学
協力:ロンドン芸術大学、東京都建設局、ブリティッシュ・カウンシル